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  • 執筆者の写真すずきあさよ

手稲でネギをしょってくるのは、カモではなくて○○○○です。

更新日:2021年7月3日

JR手稲駅南口で、小樽行きのバスを待つ、ほんの数分間のことでした。カンが働いて、「向かいのビル」にちょこっと立ち寄ってみました。

手稲区のゆるきゃら「ていぬくん」。
手稲区のゆるきゃら「ていぬくん」。

ていぬくんの前を通って、ビルへ入ると、パン屋さんがありました。「パンが焼き上がりました!」という店員さんの声に誘われて、つい店内に入ると……。




「何だ、コレは」。





その衝撃的な姿に絶句してしまいました。



絶句のあと、一拍おいて思い浮かんだのは「カモがネギをしょってくる」という故事ことわざです。



「カモがネギをしょってくる」というのは、「うまいこと」が重なりますます好都合という意味。



しかし、本当にコレはうまいだろうか? 

なぜって、ネギをしょっているのは「カモ」ではなく、「ししゃも」だったから。



「ハハァン、わかった」。



雄のししゃもを調理パンに巻いて、おいしくみせかけて買わせようという、鵡川町とコラボした企画モノだろう、と勝手に思いを巡らせてしまったのですが……。



とにもかくにも、食べてみなければわかるまい。味にはあまり期待もせず、容赦なく、頭からガブッとかぶりついてみました。




なんと!! 




パンに巻かれているのは「子持ちししゃも」であることにある種の感動を覚えました。




あの子持ちししゃも独特の食感がちゃんと味わえて、パンはとてもシンプル、そこへネギの風味がいきている、おいしいパンです。




ねぎをしょっているのは、「カモ」ではないけれど、こちらも「うまいこと」重なり合っているではありませんか。

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