JR北海道のお得な1日散歩切符で自由気ままな列車旅

更新日:8月3日

「一度、やってみたい」。2013年に札幌へ引っ越して来てから、ずっと、そう思っているのに、実行できずにいたことがありました。


JR北海道のおトクなフリー切符「1日散歩切符」で、文字通りおトクに日帰りの旅することでした。


「1日散歩切符」は、大人2540円、子ども1270円で、土・日・祝日に、フリーエリアの普通列車、快速列車に1日間自由に乗り降りできるという切符です。


フリーエリアは写真の通りです。

と、いかにおトクかをいろいろ書きたいところですが、フリー切符のPRブログではありませんので、切符の紹介はこの辺で切り上げるとします。


実行したのは2021年8月1日。なぜ、これまで実行できなかったのか、その理由を考えてみると、身近にあって、いつでも行けそうだから、かえって、実行できなかったことがわかりました。


札幌では翌日8月2日から8月31日まで、再び「まん延防止等重点措置」が決定し、つかの間の解放感……。



行く先は富良野や美瑛方面にしようか、倶知安(くっちゃん)、長万部(おしゃまんべ)方面にしようか。今回はなんとなく、俱知安にしました。


これまで、倶知安といえば、自家用車で札幌ー函館を行き来するとき、通過するところ、という場所でした。ローカル列車で行くのは初めての体験です。


JR札幌駅から2駅隣のJR琴似駅から乗車し、JR小樽駅へ向かいます。JR小樽駅で倶知安行きに乗り換えです。

私の大好きなローカル列車のボックス席に座り、カタンコトン、カタンコトンとローカル線の独特なリズム。車窓には北海道らしい海岸風景と田園風景が広がります。


都会のビルで、リラクゼーションマッサージを受けるより、私にとってははるかにリラクセーション効果が感じられるのです。


「世界の車窓から」のテーマソングを口ずさみたくなりました。

余市、仁木を通過し、俱知安駅へ到着しました。


駅前で羊蹄山の山麓から湧出する水を見つけ、ゴクゴクとおいしい水を飲み、マイボトルにも給水しました。

JR倶知安駅構内にある倶知安観光案内所の女性スタッフさんに見所を教えていただき、レンタル自転車(1日500円)を借りることにしました。


駅前の通り、付近の町並みを楽しむべく自転車でぶらり、ぶらり。

JR倶知安駅から徒歩20分ほどのところにある、くっちゃん温泉ホテルようていで一風呂浴びようと思い立ち、自転車をこぎました。


くっちゃん温泉ホテルようていは、源泉掛け流し、露天風呂から羊蹄山眺望する絶好のロケーション。


露天風呂で、地元の女性客と話しが弾みました。聞くところによると、くっちゃん温泉ホテルようていは、8月末で閉館なのだとか。


ということは、私は初入浴にして、入浴納めとなるかもしれないのです。


露天風呂では、入浴客が、今後は高級リゾートホテルになるのではないか、などなど、掛け流しの湯水のように、うわさ話しも流れておりました。


ここの温泉を愛し入浴に来ていた地元の人にとって、閉館はさびしい……。

新しくなっても、地元の人や旅人の疲れを癒やし、交流の場となる温泉施設になることを願わずにはいられません。


けれども、こうも思ったのです。


時の流れと共に、建物や経営者は変わっても、えぞの富士山と呼ばれる、羊蹄山はいつもここに変わらずあるということ。時代と共に変わるものもあれば、時代が変わっても変わらないものもあります。



ところで、大自然の中に身を置くと、静かで耳が楽ちんです。札幌にも自然はありますが、森の中にいても、自動車や救急車など、たえず、けたたましく、必ずどこか騒音が耳に入ってきて、止まることはありません。


「あぁ、田舎に移り住みたい」。

実を言うと、私はいつまでも札幌に住みたいと思ってはいないのです。


そんなことを考えていたら、山のパワーか、なんのパワーか、

急に羊蹄山に向かって叫びたくなりました。

なんて叫んだかは動画を再生してお聞きください。


JR琴似駅からJR倶知安まで片道1890円。往復で3780円だから、十分元はとれます。


次の旅は、この切符のフリーエリアの限界駅、JR長万部まで日帰りで行ってみたいと思っています。