すずきあさよ
JR特急宗谷ラベンダー編成でワーケーションの旅!
更新日:2022年7月30日
こんにちは、鈴木麻代(あさよ)です。「豊富町ワーケションモニタープランに当選!体験日記」の第2回です。今回は、「JR特急宗谷ラベンダー編成でワーケーションの旅!」と題してお届けいたします。

豊富町への交通手段には、自家用車、高速バス、JR特急があります。今回は、JR特急宗谷ラベンダー編成に乗車しました。
普段、仕事で「地下鉄」に乗るときと、旅でJRに乗るときは、ワクワク感がまるで違います。(列車の旅が好きなので)。
「あっ、来た来た!」。列車が札幌駅ホームに入ってくると、私の脳内には、「さぁ、行くんだ!その顔をあげて、新しい風に心を洗おう」という、銀河鉄道999の「THE GALAXY EXPRESS 999」が聴こえました。それも、ゴダイゴとEXILEのダブルで!!
私の乗車した、2021年10月8日7:30発、JR特急宗谷ラベンダー編成は、「運行記念出発式」だったのです。そのため、鈴木知事や、報道陣、関係者らで賑わっていました。
地方紙によると、道がJR北海道から10月1日付けで取得、JRに無償貸与、地域活性目的で使われると報じられていました。一体、通常の特急列車と何が違うのでしょうか。
列車が札幌駅ホームに入ってきた途端、先頭車両を見て、「ややっ!!」。目がくぎ付けになりました。
JR特急宗谷ラベンダー編成のフリースペースで楽しく
札幌から豊富町までの乗車時間は、約4時間半です。札幌から稚内まで、乗り換えなしで行けるのは、ありがたいこと。その移動タイムを何倍も楽しくするのが、列車内のフリースペースです。その名は「ラベンダーラウンジ」。

車内販売があれば、さらに楽しくなること間違いなしなのですが、車内販売はありませんでした(泣)。地方紙によると、イベントなどの時には物販ブースも設置されるようです。
「ラウンジカーを見たい!」と、真っ先にラウンジカーへ行ってみました。JR札幌駅ではビジネスマンの姿が目立ちます。

みなさま、考えること同じのようで、あっという間に混雑してきました。私は指定券がありましたので、指定座席に座ることに……。
今回、豊富町ワーケーションモニタープランには、JR北海道(旭川)の社員さまも同行しており、「ビジネスの人はJR旭川駅で降りるケースが多いので、JR旭川駅過ぎると空くと思います」と、親切に教えてくださいました。
そこで、JR旭川駅を過ぎたところで、もう一度、ラウンジカーをのぞいてみると、風景がビジネスマンから旅行客に、一変していました。


JR特急宗谷ラベンダー編成は、ラウンジカーだけではなく、どの座席にも充電できるコンセントと、フリーWifiがありました。
私は車窓越しの風景を、ただ、ボーッと、何時間でも眺めて過ごせる人です。しかし、ワーケーションでの移動となると、車内でも仕事をしたい人はいるはず。テーブル座席のあるラウンジカー、コンセント、フリーWifiはありがたいサービスではないでしょうか。
豊富町のローカルな駅舎に心くすぐられる
まもなくJR豊富駅というところまで来ると、利尻富士が見えました。「とうとう来ちゃった!道北エリア」。バンザーイ!!
豊富駅は無人駅です。今時風のJRの駅舎ではなく、ローカルな駅舎でうれしい!!

私が豊富駅に求めるのは、JR札幌駅やJR旭川駅やJR函館駅のような、今時の建物にはない、ノスタルジックな駅なのです。

改札を出ると、駅の中は写真のように、明治生まれの祖父が生前、持っていた写真にでてくるような、なつかしいベンチと煙突のストーブがありました。

豊富駅の駅舎に、「すてーしょん」というローカルなカフェがあります。

のどかな駅舎に心も癒やされます。

JR特急宗谷ラベンダー編成、ここがポイント
全座席にコンセントがつき、フリーWifiが使える
テーブル席、窓側カウンター席のあるラウンジカーがある
札幌から稚内まで直通
個人的には、やっぱり、コレが欲しい
車内販売に変わる物販ブース
コレがあったらいいかも!
ニーズは少ないかもしれないので、夢のつぶやきです。豊富町は自然の豊かな町。だからこそ、お子さまの春休み、夏休み、冬休みなど長期のお休みに合わせて、ゆったり、ファミリーでワーケーションしてみたい人に良いと思います。
お父さま、お母さまがラウンジカーでお仕事をする間、お子さまを預かるシステム、つまり、託児付きのキッズ車両があるといいかも。託児付きではなくても、キッズ車両があれば、個人でベビーシッターを依頼するという方法も!!
「ワーケーションはJR特急宗谷ラベンダー編成で充実!」はいかがでしたか?
次回は、「豊富町の観光とグルメでワーケーションもグッと楽しく」をお届けします。